第32回紀伊半島知事会議を三重県立熊野古道センターで行いました。この会議は、紀伊半島地域の振興と活性化を図るため、紀伊半島地域における広域的課題について協議し、一体的かつ総合的な施策の展開を図ることを目的として毎年開催しています。
今回の会議では、「紀伊山地の霊場と参詣道」が令和6年度に世界遺産登録20周年を迎えることから、3県の様々な観光資源を県境を越えてつなぐなど、周遊型観光、滞在型観光を進める方策について三重県知事、和歌山県知事と意見交換を行い、共同宣言を締結しました。
また、3県連携での具体的な取組として、来訪者の多い首都圏における20周年記念シンポジウムの開催について合意しました。また、本県より「大規模広域防災拠点整備」の進捗状況を報告し、今後の大規模災害発生時に3県でこの拠点を活用することを踏まえ、防災オペレーションや平時の活用等を協議していくことを提案しました。
その他、公共事業における木材利用の推進や鉄道やバス等の地域交通の維持・活性化について意見交換や情報共有を行いました。

