近畿大学医学部奈良病院
ジュニアレジデント
西崎 先生
研修期間:研修医1年目
出身:奈良県生駒市
出身大学:川崎医科大学
〒630-0293 奈良県生駒市乙田町1248番1
TEL:0743-77-0880 (内線2015)
FAX:0743-77-0890
病院URL:http://www.kindainara.com/
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- 医師を目指したきっかけについて、教えてください。
- 私の父が開業医で、その背中を見て育ったことが大きいです。父から医師は遣り甲斐があり、人の役に立つ仕事だとよく聞いていましたし、実際に働いている姿を見て、私も同じ道に進みたいと思いました。中学受験を控えた、小学校高学年のときに決めました。
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- 学生生活ではどんなことが思い出に残っていますか。
- 部活動ですね。テニス部に所属し、引退する4年生のときに副キャプテンをしました。そこで後輩をまとめる難しさや協調性を学びました。西医体での結果は全く良くありませんでしたが、いい経験ができました。働き始めてから上の先生方とお話をする際に上下関係を学んでおいて良かったと思いますし、外科でもやっていけるかなと感じることもありますね。テニスは今もたまにしています。
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- 大学卒業後、研修先を近畿大学医学部奈良病院に決めた理由をお聞かせください。
- 実家が生駒市にありますので、実家から近いということがまずあります。近畿大学医学部奈良病院は大学病院ならではの先端技術がありながら、地域医療も兼ね備えていますので、両面からいい環境だと思いました。研修先は研修のシステムが整い、指導医が多いところに惹かれて、初めから大学病院に決めていました。5年生の夏休みに大阪であった病院合同説明会に参加し、大阪や兵庫の大学病院を見学に行きました。しかし、大学病院はどこも研修医が多く、手技や症例が回ってこないのかなと感じていましたら、近畿大学医学部奈良病院は研修医が1学年7人でしたので良かったです。マンツーマンでみっちり教えていただけそうでした。
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- 初めて病院に来たときの印象はいかがでしたか。
- 5年生の夏休みに病院見学に来ました。建物が綺麗だということと、少し田舎だなと思いましたが、のんびりやっていけそうでした。病院見学に来た学生なのに、病院の職員の方がすれ違うときに必ず挨拶してくださって、そんな雰囲気の良さも感じ、働きやすそうだと思いました。見学では午前中に麻酔科、午後に小児科を回りました。5年生のポリクリで小児科に行ったときに将来のある子どもを助けたいと思っていたので、見学するときも小児科に行き、それぞれを比較するようにしていました。
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- 研修内容について、教えてください。
- プログラムの自由度が高いのが特徴の一つです。当院は初期研修医が1年目は4人、2年目が3人しかおらず、全部で7人なので、1つの科に1人で回ることができるんですね。実際に研修が始まってからでも1カ月前であれば研修スケジュールを変えることができるなど、かなり柔軟に対応していただいています。
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- 今までどういったローテートをしてきましたか。
- 最初の3カ月は循環器内科で、次の3カ月は血液内科、腎臓内科、その後が外科1カ月、小児科2カ月、救急2カ月、麻酔科を1カ月の予定です。小児科を回って、やはり良さを感じたので、2年目では小児科や1年目で回れなかったマイナー科を回りたいです。そのほかは消化器科、呼吸器科、内科ですね。
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- 近畿大学奈良病院での研修はイメージ通りですか。
- イメージ以上です。研修医の数が少ないので、私の存在を色々な科の先生方に知っていただけていますし、困ったときに相談しても、とても快く答えていただいています。垣根が低く、充実しています。
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- 院外での研修はありますか。
- 大阪狭山市の近畿大学医学部附属病院と近畿大学医学部堺病院は何カ月でも回ることができます。狭山に3カ月、行った先輩もいますね。行き来が自由なのがいいところですが、狭山に行った先輩からは奈良病院の方が初期研修医が少ないので研修しやすいと聞きました。
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- どのような姿勢で初期研修に取り組んでいらっしゃいますか。
- 学生時代とは違って、人の命を預かるということで責任感を持って、患者さんの様子を伺っています。
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- 指導医の先生の指導はいかがですか。
- 何か手技をするときに一度目は上の先生が手技を見せてくださってから、二度目に私がさせていただきます。終わってから必ずフィードバックがありますので、身につきやすいです。
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- 当直の体制について教えてください。
- 月に4回くらいです。内科であれば、かかりつけの方からの救急要請は必ず受けます。今は血液内科を回っていますが、消化器内科の患者さんを診ることが多く、腹痛などのコモンディジーズが中心です。病棟当直でも内科全般を診ています。
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- カンファレンスはいかがですか。
- 科によって違いますが、基本は週に1回です。自分が受け持っている患者さんの経過をプレゼンし、上の先生のご意見を聞きます。研修医が中心となっている感じですね。
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- 他職種との関わりについて、教えてください。
- 本学の病院よりも小さいので、コメディカルスタッフの方の顔も大体、分かっていますし、向こうも分かってくださっています。緊急でのCTやMRIのオーダーも気持ちよく受けていただいていますので、働きやすいですね。皆さん、優しいですよ。カンファレンスではコメディカルスタッフも一緒で、看護師さんは患者さんをよく看ていらっしゃるので、状態を聞いたりして、頼りになる存在です。
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- どんな医師になりたいですか。
- 専攻する科ははっきり決まっていませんが、患者さんにとって話しやすく、相談しやすい、信頼される医師になりたいです。
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- 休日の過ごし方について、教えてください。
- 趣味は身体を動かすことなので、たまにジムに行ったり、ゴルフをやってみたりですね。日曜日も朝は病院に行くことが多いですが、昼からは自由な時間なので、大学時代の友達と会って、病院の情報交換をしたり、飲みに行ったりしています。
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- 病院のPRをお願いします。
- 近畿大学医学部奈良病院は大学病院と市中病院のいいとこ取りができる病院です。医局も奈良医大や大阪大学など、診療科によって違いますし、近大出身の先生の方が少ないですから、他大学出身でも働きやすいです。他大学の方、大歓迎です。他科の医師同士も仲の良い病院です。
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- 最後に初期研修病院を選ぶ医学生に向けて、メッセージをお願いします。
- ほかの大学病院や市中病院に行っている友達と話や情報交換をするのですが、どこの病院に行っても、あまり差はないと思います。自分のやる気次第ではないでしょうか。病院の雰囲気が自分に合うかがポイントですね。見学に行って、確かめてください。当院への見学にも是非、いらしてください。見学に来れば、雰囲気の良さ、垣根の低さゆえのコンサルトのしやすさを実感できますよ。