平成22年11月18日(木)に奈良県文化会館において「研修医の集いin奈良」を開催しました。
当日は県内各臨床研修病院の研修医126名、指導医等22名の計148名の参加する大イベントとなりました。
最初に、郡義明先生(天理よろづ相談所病院総合診療教育部長)、赤井靖宏先生(奈良県立医科大学卒後臨床研修センター准教授)の司会進行により、臨床研修医による症例検討会が行われました。 県立奈良病院、天理よろづ相談所病院、奈良県立医科大学附属病院、市立奈良病院の臨床研修医が、それぞれ実際に携わった症例について、どのような検査をし、診断を下すべきであったかを発表し、 会場の研修医からの質問を受けたり、特別講師の青木眞先生(サクラ精機㈱学術顧問)からコメントをいただいたりしていました。
次に、菊池英亮先生(県立奈良病院副院長)を座長として、青木先生による特別講演「研修医のための感染症診療の原則」が行われました。会場の研修医たちは熱心に青木先生のお話を聞いていました。
その後、武末県医療政策部長から「奈良県の医療の目指すもの」と題して、奈良県の医療の現状や取り組みについての紹介がありました。また、講演終了後には交流会も行われました。
参加者アンケートを見ると、大多数の方が「研修医の集いin奈良」について「良かった」もしくは「まあまあ良かった」と回答していました。
奈良県と奈良県臨床研修ワーキンググループでは、来年度も同様の催しを行って行きたいと考えています。多くの研修医の皆さんや指導医の方々の参加をお待ちしています。
※奈良県臨床研修ワーキンググループは、県内9つの臨床研修病院と県で構成されています。
<お問い合わせ先>
〒630-8501 奈良市登大路町30番地
奈良県 医療政策部 医師・看護師確保対策室
電話:0742-27-8644 (ダイヤルイン) FAX:0742-22-2725
医師対策係 金井・八木