平成23年11月24日(木)に奈良県文化会館において「研修医の集いin奈良」を開催しました。
当日は県内各臨床研修病院の研修医122名、指導医等30名の計152名の参加する大イベントとなりました。
最初に、赤井靖宏先生(県立医科大学 卒後臨床研修センター 准教授)、菊池英亮先生(県立奈良病院 副院長)の司会進行により、 臨床研修医による症例検討会が行われました。 県立医科大学附属病院と県立奈良病院の臨床研修医が、実際に携わった症例について、 患者の病歴や現症、検査所見から診断に至るまでの過程を発表しました。会場の研修医からの質問だけでなく、特別講師の徳田安春先生 (筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター 水戸協同病院 総合診療科 教授)からもコメントをいただき、活発な議論がなされました。
次に、八田和大先生(天理よろづ相談所病院 総合診療教育部長)を座長として、徳田先生による特別講演 「総合内科のクリニカルパールとピットフォール」が行われました。豊富な経験と知識に基づいた内容で、会場の研修医たちはメモを取るなど、 熱心に徳田先生のお話を聞いていました。また、西尾健治先生(県立医科大学附属病院 総合診療科・地域医療学講座 准教授)による講演 「災害医療支援にどう取り組むか」も行われ、西尾先生のご体験を写真を交えながら紹介頂きました。 また、講演終了後には懇親会が行われ、徳田先生を囲む大きな輪ができていました。
奈良県臨床研修協議会では、来年度も同様の催しを行う予定です。多くの研修医や指導医の方々の参加をお待ちしています。
※奈良県臨床研修協議会は、県内の9臨床研修病院と県で構成されています。
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奈良県 医療政策部 医師・看護師確保対策室 医師対策係
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