平成25年11月30日(土)に橿原文化会館において「研修医の集い in 奈良」が開催され、県内の臨床研修病院の研修医81名、指導医等22名、計103名が参加する大イベントとなりました。
当日はまず、臨床研修医による症例検討会が行われました。近畿大学医学部奈良病院と土庫病院の臨床研修医が携わった症例について、患者の病歴や現症と検査所見から治療、患者や患者の家族との関わり方について発表しました。会場の研修医からは多くの質問やコメントが寄せられ、活発な議論がなされました。
次に、山崎 力 先生(東京大学医学部附属病院臨床研究支援センター 教授)による特別講演「MRに騙されない臨床試験のみかた」が行われました。臨床研究データ操作問題が業界を揺るがしている最中での非常にタイムリーな内容で、会場の研修医、指導医は熱心に山崎先生のポイントを凝縮した講演を聴いていました。
講演終了後には交流会が行われ、歓談を通し、病院・大学・研修医・指導医の垣根を越えて交流を深めていました。
奈良臨床研修協議会(県内の9臨床研修病院と県で構成)では、来年度も同様の催しを行う予定です。多くの研修医や指導医の方々の参加をお待ちしています。
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