
奈良市の東大寺総合文化センター金鐘ホールにて、奈良県オープンセミナーを開催致しました。
今回は、奈良県の歴史・文化を生かしたまちづくりのあり方を考えることを主題として、講師に前金沢市長で石川県中小企業団体中央会の山出 保 氏をお迎えしました。山出氏は「文化でまちづくり」をテーマに、金沢市において文化・産業等各方面で取り組まれてきた伝統と現代が共存する新たなまちづくりについて、具体的な事例も交えてご講演くださいました。
奈良県におきましても、歴史や文化遺産を生かし、「本物の古代と出会い、本物を楽しめる奈良」を目指す「記紀万葉プロジェクト」を推進しているほか、音楽を通じた新たな文化の醸成を図るため「ムジークフェストなら」を開催するなどの取り組みを進めてきており、冬場の奈良の魅力をアピールする新たな観光キャンペーン「奈良うまし冬めぐり」もスタートしました。
これからもさまざまなご意見をいただきながら、奈良県の新たな魅力づくりとその発信に取り組んでまいりたいと思います。