
日本教育会館一ツ橋ホール(東京都千代田区)において、首都圏記紀シンポジウム「古代・現代・未来と記紀」を開催し、出席しました。
本シンポジウムは、「記紀・万葉プロジェクト」の一環としてより多くの方に記紀の奥深さ、豊かさを知っていただこうと企画したものです。3部構成で行い、第1部(古代)では「記紀のなかの女性像―古代国家の形成と周縁地域―」と題し、横浜市歴史博物館館長・國學院大學名誉教授の鈴木靖民氏にご講演いただき、第2部(未来)では記紀ゆかりの知事サミットとして三重、和歌山、島根、宮崎の各県知事と「2020年と記紀―古き書物を未来にどう活かすか―」をテーマに、記紀にまつわる各県の魅力を紹介しました。また、第3部(現代)では古事記に関する優れた出版物を表彰する「古事記出版大賞」の発表及び表彰式を行いました。
これからもさまざまな企画を通じ、「本物の古代と出会い、本物を楽しめる奈良」の実現に取り組んでまいります。