奈良県議会本会議場にて、「県内大学生が創る奈良の未来事業」に応募した大学生グループによる政策提案の公開コンペを開催し、審査委員長として出席しました。
コロナ禍で3年ぶりの開催となった今年度は、13グループから提案の応募がありました。事前の書類審査を経た5大学6グループが、県の課題解決に向けた政策のプレゼンテーションをした後、7人の審査委員と質疑応答を行いました。学生の皆さんはそれぞれしっかり準備をしており、充実したコンペだったように思います。審査の結果、最優秀賞1提案、優秀賞2提案を選考しました。
最優秀賞に選ばれた帝塚山大学のグループは、心理教育アプローチを活用して、不登校生徒数の減少やいじめの解消率の向上を目指す取組を提案しました。
この提案は、今後、県の担当課も加わってプロジェクトチームを立ち上げて事業化し、来年度に事業実施する際には大学生の皆さんにも参加していただく予定です。
□最優秀賞 帝塚山大学 鈴木 諒さん 他9名
「子どもたちの心の健康をサポートする~心理教育アプローチの活用~」
□優秀賞 奈良県立医科大学 中澤 有佐さん 他4名
「健康カフェ「ここから」~奈良から作る地域交流モデル~」
畿央大学 正岡 凜保さん 他2名
「空き家みんなで見守り隊」