
世界に誇り得る文化遺産である「万葉集」に関して、学術・文化の分野において、顕著な業績・功績をあげられた方を広く世界から顕彰する「NARA万葉世界賞」の贈呈式を明日香村の万葉文化館で行いました。
第3回目となる今回「NARA万葉世界賞」は、アメリカ合衆国を代表する優れた日本文学研究者であるエドウィン・クランストン氏が受賞されました。
エドウィン・クランストン氏は、自身が詩人であり、「万葉集」から採択した詩歌を英訳し、背景と古代の日本文化の研究成果となる研究書を出版され、「万葉集」の魅力を広く世界に伝えられました。
県では、「記紀・万葉プロジェクト」を展開しており、今後も、日本文化の再発見と新たな文化創造を目指し、「本物の古代と出会い、本物を楽しめる奈良」を世界に発信していきたいと考えています。