
奈良文化財研究所創立60周年記念式典が奈良市内のホテルで行われ、出席しました。
創立以来、平城宮跡、藤原宮跡に代表される県内で中心となる遺跡の発掘、調査研究などを継続して実施され、多くの成果を上げてこられました。
その成果として貴重な考古資料を平城宮跡資料館、飛鳥資料館、藤原宮跡資料室において公開され、県内のみならず全国をはじめ諸外国からも多くの考古学ファンを集め、日本の誕生の地である奈良の歴史を伝えてこられました。
平城宮跡は、日本の国のかたちが形成されていくなどの重要な歴史が綴られた場所であり、現在、国土交通省により「国営平城宮跡歴史公園」の事業が進められています。
県におきましても交通ターミナルや観光拠点施設の整備を計画しており、関係機関と連携を図り、奈良の魅力を広く発信し、多くの方々に本物の歴史に触れていただく取組みを進めてまいりたいと考えています。