
第1回三重県・奈良県リニア中央新幹線建設促進会議を橿原市内のホテルで開催し、出席しました。
リニア中央新幹線は、昨年5月、国において全国新幹線鉄道整備法に基づく「整備計画」が決定され、東京・名古屋・大阪の三大都市圏を超高速で結び、「国民経済の発展」「国民生活領域の拡大」「地域の振興」といった目的を達成するために進められている国家的プロジェクトです。
全国で空港や新幹線といった高速交通体系がない3県である山梨、三重、奈良では、リニアによって観光や産業経済、県民生活などのさまざまな分野で大きな効果が期待できると考えています。
本会議では、東京・大阪間の早期全線同時開業や三重・奈良ルートの中間駅について、その便益が紀伊半島全体に拡がるような交通結節性の高い位置に設置すべきであるなどの内容を盛り込んだ「リニア中央新幹線三重・奈良ルート建設促進に関する共同アピール」を採択し、三重県、奈良県と経済団体が一丸となって強力に取り組んでいくことを確認しました。