
奈良市の県新公会堂において、平成24年度薬事功労者知事表彰式を開催しました。
本県では、古くから薬の製造・販売が盛んに行われ、広く全国にも知られており、現在、県の地場産業となっています。
日頃から薬事に関する分野で貢献されました27名の方に表彰状を授与させていただきました。
今年、古事記が完成して1300年の節目の年で、「因幡の白兎」には薬の話も登場し、その節目の年に「漢方薬シンポジウム2012」を開催し、県民の皆さまには漢方薬への興味をもっていただき、「奈良のくすり」をアピールできればと考えています。
また、iPS細胞によるバイオテクノロジーなど、技術革新の急速な進展があるなか、医薬品に寄せられる関心も高くなっています。今後も県民の皆さまに、薬に関する正しい知識の普及に努めるとともに、医薬品等の安全性の確保・適正使用をはじめ、薬物乱用対策等に取り組んでまいります。