
奈良県では、平城遷都1300年を記念し、各界を代表する方々とともに「これからの日本と東アジアを考える」取り組みを進めています。このたび、その活動の一環として、浜離宮朝日ホール(東京都中央区築地)において、『NARASIAフォーラム~グローバル化とこれからの日本~』を開催しました。
基調講演として、「これからの社会のあり方」をテーマに財団法人地方自治研究機構会長の石原信雄氏、並びに「日本と東アジアの未来~浮かび上がってきた諸論点~」をテーマに学習院大学教授の佐々木毅氏にご講演を賜りました。またパネルディスカッションでは「膨らむ地球、軋む社会」をテーマに、国際大学学長の北岡伸一氏、東京大学名誉教授の山内昌之氏、東京大学高齢社会総合研究機構特任教授の辻哲夫氏をパネリストに、編集工学研究所所長の松岡正剛氏をモデレーターにお迎えし、ディスカッションを行いました。「これからの日本と東アジアはどうあるべきか」を重要な課題として、国際化する政治問題や宗教対立・テロの問題、少子高齢化への対応や死生観など、幅広い議論が展開されました。