戸岩谷にある約7メートル四方の巨岩。柳生宗厳が修行中、天狗を一刀のもとに斬り捨てたと思ったが、刀は近くの巨石を2つに割っていたとの伝承をもつ。 |
柳生宗矩は1万石余の柳生藩主として江戸に常住し、故郷の柳生に陣屋を置いた。今は史跡公園。建物跡に盛り土をし、石垣で囲っている。約300本の桜が見事。 |
写真提供:奈良市観光協会(2枚とも) |
奈良市高畑(たかばたけ)町から柳生(やぎゅう)へ通じる旧柳生街道。柳生は、かつて天下に名をはせた剣豪、柳生一族の里である。 * その昔、宗厳が剣の修行に励んでいたときのこと。毎夜、戸岩谷(といわだに)から不気味な音や掛け声が聞こえてきた。村人たちは「宗厳様が山奥の天狗(てんぐ)を相手に腕を磨いておられる」と噂(うわさ)しあった。 * 柳生の里へは、旧柳生街道を辿(たど)って入りたいが、近鉄奈良駅から徒歩で約21キロ。バスなら国道369号線を走って約50分で着く。
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柳生観光協会 |
0742・94・0002 |