今月のポスター
平成19年度 人権啓発ポスター優秀作品
桜井市立安倍小学校6年 亀田 千尋(かめだちひろ)さん
社会の対等なパートナーとして
平成19年の内閣府の男女共同参画社会に関する世論調査によると、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」といった考え方については、前回同様、反対する人が賛成する人を上回り、今回、初めて5割を超えました。
「男は仕事、女は家庭」という考えを持つ人は徐々に減少してきています。
また、この調査結果を男女別にみると、女性より男性が、年代別にみると、20歳代から50歳代より60歳代以上の方のほうが、性別による役割分担意識が高いことがうかがえます。
社会には、「ワタシは女だから、こうしなきゃ」、「ボクは男だから、こうあるべき」と性別によって役割や生き方などを決めてしまう意識が今なお残っているようです。
性別による役割や生き方などの固定観念にとらわれることなく、男女が互いに大切なパートナーとして思いやり、ともに心豊かな生活を送ることができる社会を目指したいものです。
6月23日から6月29日は「男女共同参画週間」です。
この機会に性別にかかわらず、誰もが個性と能力を十分発揮することができる社会について、身近なところから、考えてみてはいかがですか。