「ありがとう つたわるこころが うれしいよ」これは、今年度の児童福祉週間の標語です。
「児童福祉週間」(「こどもの日」からの1週間)は、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について、国民全体で考えることを目的に定められています。
皆さんも、これを機会に、未来の社会の担い手である子どもたちが健やかに育つ環境や社会を見つめ直し、そのためにそれぞれができることを考えてみませんか。
悲しいことですが、現実には、児童虐待は急増しています。
原因は、親の子育ての不安感や負担感の増大などさまざまですが、児童虐待は、子どもの心身の健全な成長や人格形成に重大な影響を与える深刻な問題で見過ごせません。
虐待を防止するためには、行政や学校等の取組はもちろんですが、地域社会全体で、未然防止のための環境づくりとして、まわりのすべての子どもの成長に関心を持って見守ることや、子育て家庭を応援してあげる取組が大変重要です。
どうか皆さんも、子どもたちを「みんなで見守る」やさしいまなざしの中で、「ありがとうの心がつたわる」ような温かい社会の実現に向けてご協力をお願いします。
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