LaQは奈良で開発されたブロックですね
LaQの特徴はなんですか?
基本のパーツは、三角と四角の2種類と、ジョイントパーツが5種類のみ。
それだけで平面から立体まで、あらゆるものができます。あと特殊パーツ4種類を加えると動く乗り物も作れます。色は全部で10色あります。
限られたパーツでさまざまなものを作ることができるので、創造力が刺激されます。ブロックをつなぐ時、パチンという手応えがあり、これが楽しく、また集中力も高まるようです。
LaQ開発にはどんなご苦労がありましたか?
”ひらめき”が具体的なものになるのに3、4年、商品開発に4、5年かかり、それでもちゃんとものになる保証はありません。
最初に、ブロックで球体や六面体が作れたらおもしろいのではないかと思ったことが、開発のきっかけです。LaQの「Q」は「球」という意味をかけています。その後も販売ルートの構築には、何年もかかりました。
親子で楽しむ人が多いと
聞きました
京都からわざわざ本社まで、買いに来てくれたご家族があり、感激しました。お父さんが帰宅するまでに、子供さんたちは宿題をすませ、家族で毎日いろんなものを作って楽しんでくださっているようです。子供さんだけではなく、大人のユーザーも多いんですよ。
図書情報館でのイベントは大盛況でしたね
一昨年に引き続き、10月に2日間、LaQフェスタを開催しました。約1500人もの来場者があり、展示コーナーも体験コーナーも大人気でした。企画部に在籍する”LaQハカセ”渾身の作品「四神甲冑(しじんかっちゅう) 青龍(せいりゅう)・玄武(げんぶ)・朱雀(すざく)・白虎(びゃっこ)」(下記写真)は等身大の迫力ある作品で、びっくりされた人も多かったです。
今後の目標を教えてください
イベントやアンケートで、直接ユーザーからご意見をいただくので、企画の参考にしています。
ブロックはおもちゃですが、何か道具になったり、使えるものができないか、新たな展開を考えています。 |