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医療は日進月歩ですが、血液は人工的に造ることも、長期保存もできません。けがや病気の治療に必要な血液製剤は、善意の献血によって支えられています。献血は、16〜69歳の人(65歳以上は60〜64歳に献血経験要)ができますが、若者の献血者の割合が減っています。少子高齢化が進むなか、血液不足が心配されています。
献血の針など、全て滅菌済みの新品で、一度しか使わないので、病気がうつる心配はありません。献血に協力すると、血液検査の結果ももらえるので、自分の健康チェックもできます。
@まずは、受付で申込書に記入
A健康状態チェックのため問診票に記入
B医師による問診。血圧・血液比重を測定
C献血へ。200〜400ml献血で10〜15分、成分 献血で40〜90分くらい
D休憩ルームでゆっくり水分補給
E献血カードを受け取る
F後日、血液検査の結果通知が届けられる
一人ひとりの血液は、血液型が同じでも微妙に違うため、複数の献血者からの血液を混ぜるほど、発熱など副作用発生の可能性が高くなります。400ml献血だと、少ない献血者からの輸血ですむため安全性が高くなります。そのため、医療機関で輸血される血液の96%が400ml献血からの血液です。
「ふるさとカフェ」では、奈良にゆかりの、最先端でご活躍の方々に自由に語っていただきます。
中学校はとても和気あいあいとした雰囲気でした。恩師から「自由と規律」という概念を学び、自分の精神形成はその時にできたと思います。
中学校で恩師から「なぜ」と考えることを徹底的にたたき込まれました。子どもの頃は気づきませんでしたが、今なお美しい景色が残る奈良に育ててもらいました。
喜多 恒雄さん
奈
良は新聞購読率が全国一、勤労者世帯の貯蓄現在高は全国2位と、知的水準の高さと所得水準の高さが特徴。また、奈良に世界遺産が3つもあることは、たいへんな観光資源である。
知的資源・観光資源・財力を活かし、奈良を豊かにしていく成長戦略を作っていくことが大切。
産・学が一緒に発展していくスキームを作って、実行するといいのでは。
日
本は「アジアの中の日本」をもっと意識した方がよい。日本経済新聞社も、アジアのリーディングメディアになろうという目標がある。アジアとの共存が国の目標となると思われるので、
奈良もアジアの中でどのような役割を果たしていくのかを考えていくと共感を呼ぶ
と思う。
松本 紘さん
10
年間、日本のGDPは上昇していない。停滞し た社会をどのように活性化するかが問題。奈良もある程度豊かなままで、発展性が小さくなっている。
人材育成に努め、奈良県人の誇りを持って、郷土を活性化するための情報を発信していく必要
があるのでは。
京
大では魅力・活力・実力を旗頭に世界に対し て発信できる優秀な人材を育成するために、部局や分野を超えて、自由に研究してもらう「白眉プロジェクト」を進行中。県でも、さまざまな分野の
知恵を寄せ集めてシンクタンクとして、奈良の潜在力をアピール
してはどうか。
県政策調整課
0742・27・8472
0742・22・8012