| 話そう、働こう、育てよう。いっしょに。 |
県女性センターに設置している、働く女性を支援する相談窓口にこのような相談がありました。「今度出産します。夫は『仕事が…キャリアが…』と言い訳して、短期間の育児休暇ですら拒んでいます。大変な時期は助けてもらいたいし、私も働いているので、同じように仕事やキャリアのことを考えたいのに…。」
日本には「子育ては女性がするもの」という考え方がまだまだ残っているようです。女性90.6％、男性1.23％という育児休暇取得率（平成20年度）も、その一つの表れといえるでしょう。
今年4月に東京都文京区長が約2週間の育児休暇を取得して話題になりました。父親として育児の喜びや大変さを楽しみたいという思いと同時に、首長自らが率先して取得することにより、男性職員も取得しやすくなると考えてのことだそうです。
6月23日から29日までは「男女共同参画週間」です。この機会に、性別にかかわりなく、個人の能力を十分に発揮することができる社会をめざして、自分に何ができるのか考えてみませんか。 |
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