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サイレントキラーから身を守るために |
● 年に1回は特定健診や職場健診を受けましょう。
● 食生活の見直しやウォーキングなどの運動を取り入れ、健康的な日常生活を送りましょう。
● 「糖尿病の気(け)がある」と言われたら、自覚症状がなくてもすぐ受診しましょう。
● 治療を中断せずに通院しましょう。 |
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「糖尿病」の専門医である平盛裕子(ひらもりゆうこ)先生(奈良市開業医)にお話を伺いました 。 |
糖尿病の怖いところは、かなり重症になるまで自覚症状がないことです。40歳以上の3人に1人は、糖尿病もしくはその疑いがあるとのデータもあります。
もし、健診などで「糖尿病の可能性がある」といわれたら、むしろ、チャンスだと思ってください。その時を逃さずに、病院に行きましょう。軽いうちなら、薬なしでもすみます。糖尿病なのに、通院が途絶えてしまっている人も多いですが、今からでも決して遅くありません。受診して合併症を防ぎましょう。
医師の指導があれば、糖尿病はコントロールできますから、1人で悩まないで、かかりつけ医に相談してくださいね。 |
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平盛先生の病院に通われているMさん(左・奈良市在住)とDさん(右・奈良市在住)にお話を伺いました。 |
Mさん「20代から、健診のたびに、糖尿病の一歩手前だと言われていたんですが、1年半前に糖尿病と言われてびっくり。でも、今は食事と運動だけで、薬は飲まずにすんでいます。運動は水泳もゴルフもしますが、合唱に行くとき、2駅前で降りて歩くようにしています。
糖尿病は、チームで治すものですね。生活全体を診てくれる専門の医師、看護師、栄養士、そして自分がチームの一員です」
Dさん「15年くらい前に、検査で糖が出ていると言われました。特に自覚症状はなかったのですが、そういえば、よくこむらがえりが起こっていました。甘い物が好きなのですが、1日に食べた物を記録する方法はいいですね。書くと思えば、意識しておまんじゅうも半分でやめとこうとなります(笑)。糖尿病だという自覚がありますし、加齢とともに、いかに今の状態を保てるか。そのためにも、定期的に専門医にかかり、ご指導を受けることが大切だと思います」 |
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