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高取町ふれあい加工部の皆さん。「おいしく食べて健康に。高取のうまいもんをどうぞ!」 |
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まろやかでコクのある黒大豆味噌「かぐや姫みそ」、そのままおつまみになるほど甘い乾燥たまねぎ「たかとり玉ちゃん」――。高取の地が育んだ豆や野菜の力、その力を「特産」にしたいと願った町民の熱い思いが重なって、高取ならではの特産品が産み出されています。
平均年齢72歳、6人のメンバーがアイデアを凝らして、手間を惜しまず活動する高取町ふれあい加工部。高取に食の特産がないのを寂しく思い、活動を始めたのは平成15年のこと。「何より目指すのは、土地の恵みいっぱいの“ふるさとの味”。滋養たっぷりの“おばあちゃんの味”」と代表の前田伊津子(いつこ)さんは笑顔で語ります。
農産物の収穫時や仕込み時には、毎朝7時に全員集合。食べた人の「おいしい」という言葉や笑顔に励まされ、新たな特産品作りに邁進(まいしん)しています。
「子どもたちにふるさとを知ってもらいたい」と、学校での食育活動にも熱心。一緒に「かぐや姫みそ」を作ったり、地元の野菜たっぷりの郷土料理「ごんだ汁」をふるまったり。心づくしの活動は県内各地のイベントでも引っ張りだこです。口にする人の健康を願い、商品には健康調理のレシピも添付。イベントに参加すれば、「この調理法はこんな体調の人におすすめ」とついつい親身に話し込むのも、会の温かい心そのままです。 |
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<高取町ふれあい加工部> |
商品は高取町観光案内所「夢創舘(むそうかん)」(月曜休館)や高取わくわく市場(毎週土・日9:00〜15:00開催)、イベント会場などで販売するほか、ホームページでも通信販売。電話での問い合わせや購入も可。 |
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<町家の雛(ひな)めぐり>詳しくは、こちらに掲載 |
江戸時代の城下町の風情が残る高取町土佐街道で、民家や商店の軒先に雛人形を展示。
高取町ふれあい加工部は、味噌などおなじみの商品のほか、旬の彩りいっぱいの菜の花弁当も販売。 |
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休耕田などで栽培した大豆や黒大豆、野菜や梅を使って「手前味噌」「小麦餅」など多彩に揃う。 |
郷土料理の話も交えつつ、小学校で子どもたちと味噌作り。 |
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赤カブを酢漬けに。収穫された旬の食材を真心こめて加工する。 |
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