県民だより奈良トップページへ

 

人権コーナータイトル
「地域がつながるということ、地域で育てるということ」
 朝、子どもたちが元気に小学校へ向かう姿を見ます。私の子どもは4年前、小学校に入学しました。初めは、途中まで私と一緒に、登校していました。学校への上り坂、子どもは、何度も私の方を振り返りながら、学校へと歩いていきました。
 学校は、明治時代に入ってから、各地で徐々に整えられていきました。自治体が一斉につくったのではなく、地域の人たちがつながりあって、子どもたちの将来や地域づくりの願いを込めて創設していったようです。
 私の地域では、土曜日や日曜日に、地域の人たちが一緒になって、ホタルの観察やドングリ拾い、樹木の観察、川下り、郷土料理作りなど、さまざまな活動を子どもたちに体験させようという取り組みがされています。私も子どもと共に、その行事に参加しています。おかげで、私たちは地域の多くの人たちと知り合いになりました。また、こうした活動を通して互いに地域の一員としてつながりを深めることで、みんなで子どもを見守り、子どももいろんなことを学んでいくんだなと感じています。これからも子どもたちに、人と人とのつながりの大切さを伝えていきたいと思っています。

今月のポスター
平成22年度人権啓発ポスター優秀作品
今月のポスター
五條市立牧野小 6年
前田 菜々子(ななこ)さん

 

このページのトップへ