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奈良印良品
 

昨年12月に新本社工場を奈良に移転されたんですね。
生産効率をあげるため、東大阪市にあった本社や営業所、3工場の機能を集約し、移転しました。
一貫生産体制を整えたことで、製品の移動にかかる時間と経費のロスがなくなり、物流がよくなりました。また、従業員のシフトが組みやすくなり、仕事のノウハウも実務を通して伝えやすくなったことで、生産能力もあがると思います。

御社では何を作っているのですか?
長年培(つちか)った板金(ばんきん)加工の技術を生かし、医療用機器を作っています。複雑化している医療用電気機器や画像処理装置をすっきり収納できる医療用モニターカート、外科用手術器具、その器具のスムーズな術前準備を可能にする滅菌ケースなどがあります。
注文があった製品を単に作るだけでなく、従業員が手術の手順を学び、医師や看護師さんの使いやすさを第一に、ご相談に応じて自社の企画を提案していきます。

新工場では設備も充実されていますね。
材料自動供給装置が備わったレーザーと高速プレスの大型複合加工機(EML)を県内で初めて導入しました。自動化することで、生産コストの削減を目指しています。また、新たにクリーンルームを備え、医療用機器の生産に適した環境を整えていきたいと思っています。

新入社員を直撃!!
入社された感想は?

自分の作ったものが形として残る仕事に就きたくて、生駒へ移転時に入社しました。経験がなくても先輩から丁寧に教えてもらえるので、安心して仕事ができる環境ですよ。

▲底面に手術器具の形を描くなど、器具を手順よく取り出す工夫がされている滅菌ケース。 ▲内視鏡モニターなどを収載する医療用モニターカート。


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