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人権コーナータイトル
いのちの文字をとりもどす
「カラオケの歌詞が読めるようになった」
「電車の切符が買えるようになった」
「孫と学校の話ができるようになった」
「人前に出るのが平気になり、おどおどしなくなった」
 これらは、識字学級生へのアンケート結果の中から「識字学級で学んで良かった、うれしかったと感じていること」について報告された一部です。
生徒さんの多くは、仕事や子育てを終えてから識字学級と出会った人々です。
 子ども時代や若い時に、差別や貧困等によって、教育を受ける機会を奪われたために、日常の生活であたりまえと思われることが、思うようにできなかったと話されました。人に会うのもつらい、誰とも話したくない日もあったことも・・・・・・。
 文字の読み書きができることによって、日常の生活が便利になるばかりでなく、生きる喜びや希望につながることに気づかされます。
 識字学級は、「奪われた文字とコトバ」をとりもどすために、今日も灯(ひ)をともし続けているのです。

今月のポスター
今月のポスター
天理市立北中 2年
萩(はぎ)ちひろさん
 
今月のポスター
田原本町立平野小 5年
藤井 康平(ふじい こうへい)さん

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