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〜あなたの血管大丈夫?〜 |
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動脈の血管壁が老化して硬くなるだけでなく、血管の内側にもコレステロールなどの固まりがこびりついて血行が悪くなり、血液が詰まりやすくなる状態です。 |
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動脈硬化は、加齢・糖尿病・高血圧・喫煙など、さまざまな原因が重なっておこります。
特に動脈硬化を悪化させるのは、いわゆる悪玉コレステロールです。悪玉コレステロールは、動脈の血管壁に脂肪の固まりを作ってこびりつきます。このような状態でドロドロになった血液が流れ続けると、固まりが大きくなって、最悪の場合、血管が詰まったり、破裂したりします(図1)。
動脈硬化は、10歳前半から徐々に始まるといわれていますが、年をとると血液の通り道がさらに狭くなっていきます(図2)。 |
年齢と血管の状態
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Q1 |
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健康診断でコレステロールが高いと言われたことがある。 |
□はい □いいえ |
Q2 |
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中性脂肪が高いと言われたことがある。 |
□はい □いいえ |
Q2 |
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高血圧と言われたことがある。 |
□はい □いいえ |
Q4 |
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年齢が男性45歳以上、女性55歳以上である。 |
□はい □いいえ |
Q5 |
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ウエストが男性85cm以上、女性90cm以上である。 |
□はい □いいえ |
Q6 |
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糖尿病と言われたことがある。 |
□はい □いいえ |
Q7 |
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家族や親戚に心臓病や脳卒中で亡くなった人がいる。 |
□はい □いいえ |
Q8 |
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脂質異常症(コレステロールが高いなど)で治療中である。 |
□はい □いいえ |
Q9 |
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たばこを吸う。 |
□はい □いいえ |
Q10 |
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バランスの取れた食事(日本型食生活)をしていない。 |
□はい □いいえ |
Q11 |
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普段から体を動かしていない。 |
□はい □いいえ |
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参考:日本動脈硬化学会チェックリスト(一部改変) |
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動脈硬化を放っておくと、次のような病気になる危険があります。 |
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奈良県立医科大学 第一内科学教室 教授
斎藤 能彦(よしひこ)さんにお話を伺いました。 |
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動脈硬化は自覚症状がなく、知らないうちに進行し、動脈が狭くなったり、血管の内側が破れやすくなったりする病気です。そして、ある日突然、脳卒中や心筋梗塞を発症することがありますので、サイレントキラーと言われています。
動脈硬化を予防するには、普段の生活から気をつける必要があります。
肥満にならないように、食事に気をつけ、よく歩くこと、禁煙することが大切です。
また、動脈硬化の危険因子である、糖尿病や脂質異常症にかかっているかは、健診を受けない限り、自分ではわかりませんので、特定健診や人間ドックなど、定期的に健診を受けるようにしましょう。 |
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心臓病を発症する危険因子として、肥満・高血糖・高血圧・脂質異常症(コレステロールが高いなど)の4つが挙げられており、危険因子の数が多いほど心臓病を発症する危険度が高まります。例えば、危険因子がない人の危険度を1とすると、危険因子を1つもっている場合は4倍、2つもっている場合は8.39倍、3〜4つもっている場合では危険度は10.56倍、心臓病を発症しやすいと言われています。他に「喫煙」も危険因子になると言われています。 |
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動脈硬化を防ぐ食材は「お・さ・か・な・す・き・や・ねん」で覚えよう |
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参考:農林水産省職員生活共同組合機関紙「虹のなかま11月号」(一部改変) |
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小松菜としめじのガーリック炒め
・小松菜 |
2わ |
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・酒 |
小さじ1 |
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・醤油 |
小さじ1 |
・にんにく(スライス) |
1かけ |
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・しめじ |
1/3パック |
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・油 |
小さじ1 |
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作り方
1.小松菜は一口大に切る。しめじは石づきを切り落とし、小房にほぐす。
2.フライパンに油を熱し、にんにくスライスを入れる。小松菜の茎としめじを炒める。
3.火が通ったら小松菜の葉を入れ、軽く炒めて醤油と酒で味付けする。 |
参考:奈良女子大学ヘルスチーム菜良 野菜たっぷりメニュー |
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県健康づくり推進課 |
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0742-27-8682 |
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0742-22-5510 |
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