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〜早期発見、早期治療が重要です〜 |
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がんによる死亡者数は全国で年間約35万人ですが、その中で肺がんは最も多く全部位のがんの20%を占め、約7万人となっています。 |
がんの部位別死亡数の全部位に占める割合 |
出典:厚生労働省平成22年人口動態統計 |
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咳や痰(たん)がある人もいますが、これらは風邪をひいた時でもみられる症状です。早期の肺がんの場合は、むしろ症状がないことのほうが多いです。 |
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注)がんの治療開始から5年後に、生存している人の割合 |
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早期のがん 78.2%
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肺の中にがんがとどまっており、転移していない状態。治療により100人中78人が5年後生存している。 |
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進行がん 3.7%
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他の臓器に転移している場合。治療しても100人中3人しか5年後に生存していない。 |
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出典:全国がんセンター協議会生存率(1997年〜2000年) |
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タバコを吸うと肺がんにかかる危険性が5〜20倍にはね上がります。また、本人がタバコを吸わなくてもタバコの煙を吸わされることで肺がんになる危険が高くなることが証明されています。 |
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夫の喫煙と妻の肺がん死亡率
―妻は非喫煙者の場合―
妻の肺がん死亡率(倍)(平山雄 1990) |
1日に20本以上のタバコを吸う夫をもつ妻は、本人がタバコを吸わなくても肺がんによる死亡率が通常の約2倍! |
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60歳までに肺がんで死ぬ確率
―吸わない人の何倍か―
出典:社団法人 日本循環器学会/財団法人 がん研究振興財団 |
タバコを吸い始める年齢が若いほど、肺がんで死ぬ危険性が高い! |
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タバコは吸う人の健康を害するだけではありません。子どもたちにタバコを吸わせないこと、周囲の人へタバコの煙を吸わせない気配りも必要です。 |
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独立行政法人 国立病院機構
奈良医療センター副院長
田村 猛夏(もうか)さんに
お話を伺いました。 |
肺がん予防は、禁煙が一番です。
また、早期の肺がんは、症状が出にくく、検診や人間ドック、他の病気で医療機関にかかっている時に見つかることが多くなっています。症状がなくても大丈夫だと思わず、40歳以上の方は年1回の検診を受けましょう。痰の検査が必要な方で、痰がうまく出ない時は、水分を多めに摂り、早朝に痰を取るようにしてください。検診で「異常あり」と指摘されたら、ためらわずに精密検査を必ず受けてください。早期のうちに発見して手術できれば、再発もなく普通に生活できるケースも多くみられます。 |
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県健康づくり推進課 |
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0742-27-8682 |
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0742-22-5510 |
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