| Ｑ： |
どこで生育しているの？ |
| Ａ： |
日本では関東以西の本州、四国、九州に分布しているんだけど、生育しているのは、ほんのわずかなところだけなの。奈良県では、大峰山系の八経ヶ岳（はっきょうがたけ）（天川村、五條市大塔町）のあたりに群生しているわ。ここは貴重な生育場所だということで、昭和3年に「オオヤマレンゲ自生地」として国の天然記念物に指定されたのよ。 |
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| Ｑ： |
どんな花なの？ |
| Ａ： |
2〜4mくらいの高さの木に、白色で5〜10cmの美しい清らかな花を咲かすのよ。古くから大峯奥駈道（おおみねおくがけみち）で修行する行者に親しまれ、オオヤマレンゲのオオヤマは大峰山のことなの。八経ヶ岳周辺では7月はじめに花が咲くわ。 |
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| Ｑ： |
どうして絶滅寸前種になったの？ |
| Ａ： |
シカに葉っぱや木の皮をどんどん食べられたために枯れてきたといわれているわ。 |
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| Ｑ： |
どんな対策をしているの？ |
| Ａ： |
平成8年から県と環境省がまわりを柵で囲って、シカに食べられないようにしているのよ。 |
