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シラビソ(シラベ)
【種子植物マツ科】
シラビソ林の縞枯れ(弥山) |
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奈良県では、最近、絶滅の危機にある生きものが増えてきているのよ。原因としては、開発や、里山の荒廃、外来の生きものの侵入などが考えられているわ。ここでは、奈良県でとくに注目されている生きものたちを紹介していくね。 |
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Q: |
どんな植物なの? |
A: |
日本固有の常緑針葉樹で、高さは約25m、幹の直径は約80cmになるわ。葉はクリスマスツリーに使うモミの木に似ているけど、樹皮はなめらかで灰白色なの。大峰山系の弥山(みせん)・八経ヶ岳(はっきょうがたけ)などの標高1700m以上に生えていて、一部は天然記念物にも指定されているのよ。 |
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Q: |
特徴は? |
A: |
樹木としてはわりと寿命が短く、同一地域のシラビソが一斉に枯れては稚樹が一斉に生長するというサイクルを繰り返しているのよ。森が白い枯れ木と緑の樹木とで縞模様になるため、「縞枯(しまが)れ」と呼ばれているわ。 |
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Q: |
どうして減ってきているの? |
A: |
樹皮や稚樹がニホンジカに食べられているのがおもな原因と言われているの。 |
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Q: |
何か対策があるの? |
A: |
ニホンジカよけの柵を設置することなどを考えているわ。 |
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県自然環境課 |
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0742-27-8757 |
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0742-22-7060 |
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