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奈良養生訓
「がん検診」を受けましょう!
〜早期発見で、がんから大切な命を守りましょう〜
がんは、身近な病気?
  がんは、日本人の死亡原因の第1位。一生涯のうち2人に1人は、がんにかかるといわれています。がんは、だれにでも起こる可能性がある病気です。
 奈良県 死亡原因の割合 

出典:平成22年人口動態・統計
 奈良県がんの部位別死亡割合 
なぜ、がん検診が大切なの?
  医療の進歩により、がんは早期発見して、早期に治療することで治すことができます。しかし早期の段階では、ほとんど自覚症状がありません。がんが進行して症状が出る前に発見するために、がん検診がとても大切です。
がんの5年相対生存率(1993年〜1996年診断患者)
出典:がん研究振興財団「がんの統計’05」
5年相対生存率… 日本人全体で5年後に生存している人と比較して、がんと診断された人が5年後にどのくらい生存しているかを表す割合。
●がん検診の内容を知っていますか?
種 類 対象者 受診間隔 内 容
.胃がん 40歳以上男女 毎年 バリウム検査
.大腸がん 便検査
.肺がん 胸部X線検査、痰(たん)の検査
.乳がん 40歳以上女性 2年に1回 マンモグラフィ(乳房X線)と視触診
.子宮がん 20歳以上女性 子宮頸部の粘膜を軽く採取する検査
 
一言アドバイス
県立医科大学 産婦人科
小林 浩(ひろし)教授
に「子宮がん検診」について伺いました。
子宮頸がんは、「検診」と「ワクチン」で予防ができます。近年、子宮頸がんは、20〜30代の若い女性に急増しています。手術によって命は助かっても出産ができなくなることもあります。早期発見のために「がん検診」を受けましょう。
がん検診は、市町村で実施しています。
お住まいの市町村で実施するがん検診を受けましょう。
(※職場で受ける機会がある人は、職場で受けてください)
問い合わせ先はすこやかネットならがん検診
10月10日は、「奈良県がんと向き合う日」です。〜10月のがんに関するイベント情報〜
10日(水)   21日(日)   26日(金)
「がん検診を受けよう!」奈良県民大会
問 奈良新聞社企画部内「がん検診を受けよう!」係
tel 0742・32・2112
  奈良県がんシンポジウム(こちら参照)   がんサロン「患者サロンよしの」 がん治療と食事についての講演会
問 県吉野保健所
tel 0747・52・0551
www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-27130.htm
問 県健康づくり推進課
tel 0742-27-8682
fax 0742-22-5510



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