あなたの『気づき』が障害者虐待を防ぎます |
「私の身近に障害者虐待は見あたらないわ」。そう思うかもしれません。
虐待は、障害のある人の身辺の世話をしている親族や知人によるもののほか、障害者福祉施設の従事者や障害者を雇用する使用者によるものがあります。
また、虐待をしていても本人にはその自覚のない場合や、虐待をされていても障害のある人自らがSOSを発することができないことがよくあります。これらは虐待が見過ごされる原因のひとつです。
しかし、虐待が起こっているときは、実は小さくても『虐待のサイン』が出されていることが多いのです。ほんの一例ですが、体にやけどや小さな傷が頻繁に見られる、体から異臭がする、施設や職場などに行きたがらないなどが挙げられます。
もしかしたら虐待かな? と思ったら、まずは各市町村の障害者虐待防止センターか県の障害者権利擁護センターにご連絡ください。
今年10月に施行された『障害者虐待防止法』では、障害者虐待を発見した人は通報しなければならないと定められています。通報を頂いた方の個人情報は守られます。 |
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