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奈良養生訓
腎臓を守ろう!!
腎臓は、動脈硬化や糖尿病、脂質異常症など、生活習慣病と関連の深い臓器です。腎臓病が悪化すると、体内から老廃物を除去出来なくなり、最終的には透析や腎移植が必要になります。
透析と聞くと、自分には関係ないと思われるかもしれませんが、悪い生活習慣がこわい結果を招きます。今回は、腎臓を守る方法について紹介します。
ソラマメに似た形をした大人の握りこぶしくらいの臓器で、腰のあたりに左右対称に2つあります。
【働き】
主に尿をつくります。
(老廃物(ろうはいぶつ)を体から外に出しています)
悪い生活習慣 食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足、喫煙、ストレス など
 
生活習慣病 肥満、糖尿病、高血圧、脂質異常症、メタボリックシンドローム など
 
慢性腎臓病・腎障害蛋白尿、血尿などの尿異常
腎機能の低下
 
末期腎不全 人工透析が必要になる
悪い生活習慣を続けていると、脳卒中、心筋梗塞、心不全といった合併症にもつながります
一言アドバイス
県立医科大学
卒後臨床研修センター
臨床研修ディレクター
(循環器・腎臓・代謝内科兼任)

准教授の赤井靖宏(やすひろ)さんにお話を伺いました。
 健康長寿の秘訣は、腎臓にあります。腎臓を守ることが健康長寿につながります。腎臓病は症状がありませんので、1年に1回は必ず健診を受けましょう。
 また、毎日の生活習慣が重要になってきます。「食事は1口残す」「塩分を控える」など、1日1我慢をはじめてみませんか?
問 県健康づくり推進課
tel 0742-27-8682
fax 0742-22-5510



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