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人権コーナータイトル
あしたを考えるチカラ
 かつて洋酒会社のCMの、
 「人間」らしくやりたいナ
 「人間」なんだからナ
というキャッチコピーをご記憶の方もおられるかもしれません。
 この「人間らしさ」とはどういうことをいうのかと考えた時、ふと、あるエピソードを思い出しました。
 大阪で自然災害の被災障害者への支援・救済活動をされている牧口一二(まきぐち いちじ)さんという方がおられます。牧口さんが、ある中学校で講演をされた時、子どもたちに「人間だけが持っている能力って何だろう」と問いかけました。実は牧口さんが用意していた答は「想像力」でした。いろいろな立場や境遇を背負った他者の痛みを思うチカラだと。
 その時、前列で座っていた男の子が「あしたのことを考える力やろう」とつぶやくのが聞こえ、周りから感嘆や共感の声がもれました。牧口さんもまた、「とてもいい表現だ」と感じたそうです。
 この「あしたを考えるチカラ」は、まさに牧口さんが思う「想像する力」を超えるものだったのではないでしょうか。日々の生活に追われる私たちにとって、最も大切にしたいものですね。
一言で奪う命、 一言で救う命
県立奈良高 2年 小高 真美(こたか まなみ)さん

今月のポスター
今月のポスター
田原本町立北小 5年
栗原 克典(くりはら かつのり)さん
今月のポスター
吉野町立吉野北小 6年
仲本(なかもと)ジョディ フォルトゥネさん

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