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待ちにか待たむ山たづね迎へか行かむ君が行き日け長くなりぬ石之日売命が見たいと願った故郷・葛城高宮はこの葛城山のいずこかに(御所市/MAP?P31)空気が澄んだ日には磐之媛命陵から葛城山も見通せる乃な羅ら山に....

待ちにか待たむ山たづね迎へか行かむ君が行き日け長くなりぬ石之日売命が見たいと願った故郷・葛城高宮はこの葛城山のいずこかに(御所市/MAP?P31)空気が澄んだ日には磐之媛命陵から葛城山も見通せる乃な羅ら山に葬られたことが記される。らず、そのまま筒木にて人生を閉じ、本書紀』には石い之はの日ひめ売の命みことの心は変わではその結末まで描かれない。『日て歌をうたい、誠意を示す。『古事記』皇は自ら、妻がいる邸の戸口に立っを迎えに行くよう取り計らった。天天皇が山代の筒木にいる石い之はの日ひめ売の命みこと思議な虫(蚕のことか)にことよせ、が相談し、奴ぬ理り能の美みの飼っている不とその妹・口くち比ひ売め、奴ぬ理り能のみ美の三人ことはできない。そこで丸わに邇の臣おみ口く子ちこが、大后の固く閉ざされた心を開くくるよう幾度となく説得を試みるに歌を託して、難波の宮殿に戻って石い之はの日ひめ売の命みことを気遣う天皇は、使いに留まった。筒つつ木き※5にいた韓か人らびとの奴ぬ理り能の美みの家そう歌うと、再び山代へと戻り、た家がある辺りです」。私の故郷、葛かづ城らきの高宮。生まれ育っ国まで行けるのでしょうね。それはなる倭やまをと過ぎて、私が見たいと願うき奈良を過ぎ、楯のように山々が連「こうして山代河を遡ってゆく、麗し恋に揺れる女心が、いじらしい。まま待ち続けていようか」。ねて迎えに行こうか。それともこのいぶんと日が経ちました。山路を訪「あなたがお出かけになってからずはまた違った面を伝えている。れた一首は、『古事記』が記すのとされることが多いが、万葉集に採らのように頑固で嫉妬深い后」と形容であった。ところで石い之はの日ひめ売の命みこはと「岩右する意味でも絶対に譲れない相手石い之はの日ひめ売の命みこにととって一族の今後を左を母に持つ。つまり八やた田の若わき郎いら女つめは、皇)を父に、丸わ邇に氏なる豪族の女や八やた田の若わき郎いら女つめは、前天皇(応神天で、皇族以外で初めての皇后。かた石い之はの日ひめ売の命みこはと有力豪族・葛城氏の娘命みことしては気が気ではなかった。やかな女性達。大后である石い之はの日ひめ売の大おほさざきの雀命みこ(と仁徳天皇)を取り巻く華味わい方のヒント葛城山麓には、「綏靖天皇葛城高丘宮跡」の碑が立つ。古代の風薫る葛城古道を歩いて、葛城氏の本拠地を感じてみたい(御所市/MAP?P31)※5筒木…京都府綴喜郡のあたり24