高規格幹線道路
第四次全国総合開発計画(昭和62年6月30日閣議決定)において、21世紀に向け多極分散型の国土を形成するため、交通、情報、通信体系の整備と交流の拡大を目指す“交流ネットワーク構想”の推進のため、14,000kmの高規格幹線道路網が策定されました。
奈良県については、近畿自動車道名古屋大阪線(国道25号名阪国道、西名阪自動車道はこれに含まれます)、京奈和自動車道の2路線が組み込まれています。
奈良県を東西に走る近畿自動車道名古屋大阪線(西名阪自動車道)と連携して、主要拠点間の連絡強化を目標に南北軸として計画されている京奈和自動車道や五條新宮道路の整備を行っております。
また、大和平野地域における交通渋滞の解消を目指して一般国道24号バイパス等が形成する格子状道路網の機能強化を行っています。
こうした道路ネットワークの整備は、関西文化学術研究都市等の大規模プロジェクトをはじめ各地域の活性化を大きく支援することにもなります。そして、県外との交流もますます活発になり、活気ある奈良が期待されます。