<よくある質問 Q&A>
ひきこもりとは?
ひきこもりとは 「さまざまな要因によって社会的な活動の場面が狭まり、就労や就学など
自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態」とされています。「元気」や「自信」が失われている状態であり、「甘え」や「怠け」では決してありません。
また、80代の親が50代のひきこもりの子どもを支える、いわゆる「8050(ハチマルゴウマル)問題」がマスコミ等で大きくとりあげられました。
県内のひきこもりの推計人数は、内閣府の調査結果をもとに推計しますと、若年者(15~39歳)で5,000人超、中高年(40~64歳)で、6,000人超と推計されます。よって県内のひきこもりの方は、1万人を超えると推計されます。
こどもが20歳を超えているんだけど、相談できるの?
大丈夫です。学校を卒業・何らかの事情で中退してずっと家にいる10代から、数年~何十年もの間ひきこもっている大人の方の相談をお受けいたします。
今はひきこもっているけどそのうち出てくると思うし、相談は必要?
相談当事者のひきこもり状態になったきっかけは様々で、不登校、いじめ、就職や受験の失敗などがあります。
一旦ひきこもると、友人や親族といった人間関係が途絶えてしまい、社会復帰のきっかけを失いがちになります。また、ひきこもり期間が短いほど社会復帰のための期間も短いと言われています。
相談してって言われても、何を話していいかわからないから相談しにくい・・・
ひきこもりになられた経緯、普段のご家族様のかかわり、思っていることなど、話せる範囲で構いませんのでお聞かせください。
ご家族の中には、経済的な困窮・心身共に疲弊・当事者の暴力などがあり、なかなか相談しにくいものです。ですが、話しにくいことをご家族だけで解決するのは難しくないですか。もしかすると、話すことでいままで知らなかった情報を得て改善のきっかけになるかもしれません。
これまで様々なところに相談してきたけど、一向に良くならなかった。
ひきこもり状況を何度も他人に話し、かつ、状況が改善しないとなると、話すだけムダではという気持ちになるのも無理はありません。しかし、あきらめてしまうと解決の糸口すらつかめなくなってしまいます。当相談窓口は、公営で無料の相談機関です。今一度ご相談いただき、解決に向け一緒に考えていきましょう。
奈良県に住んでいないけど…相談できるの?
ひきこもりの当事者が奈良県内に住んでいるのであれば、ご家族様が奈良県外であっても相談できます。
それ以外の場合は、地元のひきこもり地域支援センターをご利用ください。
※全国のひきこもり地域支援センターについては、厚生労働省のページよりご確認ください。
ひきこもり支援の状況について、もっと知りたい。
「奈良県ひきこもり相談窓口Facebookページ」を開設しております。
ひきこもりでお悩みのご家族さまやご本人さまにとって役立つ情報を随時掲載していきますので、ぜひご覧ください。