種まきと苗づくり
苗床に1平方mあたり化成肥料を大さじ3杯程度まき、種子を1平方mあたり5mlまいて、薄く覆土します。苗が5cmになったら間引きをします。
土づくり、肥料のやり方
畝はあまり高畝にすると冬期、乾燥や冷害を受けやすいので、降雨時速やかに水が畝外に出る程度の高さにします。
元肥は、1平方mあたり堆肥2kg、苦土石灰100g、ヨウリン100gと化成肥料50gを施します。肥料が多すぎたり 遅効きすぎると、病害が発生し、貯蔵性が悪くなります。
植え付け
時期は10月下旬~11月中旬頃で、寒い地域ほど早く植え、寒期までに十分根の伸長を図っておきます。条間は20~25cm、株間は10~12cmとします。早植えすると年内に球が大きくなり抽苔しますので、注意してください。
一般管理
管理
冬期中耕や除草により断根をしないように注意します。寒期には防寒のため条間に敷きワラ等を行い凍霜害を防ぎ、翌3月にこれを除去します。
追肥
追肥は、12月と2月上旬の2回に分けて10平方mあたり化成肥料500gずつを条間に施します。追肥が多いと貯蔵中に腐敗球が多くなります。
収穫(貯蔵を含む)
5月頃に茎葉が60%以上倒れたら収穫します。貯蔵用にする場合は、3~5日間晴天が続いた後抜き取り、2~3日畝の上で乾燥させてから、風通しのよい日陰に吊るしておきます。
病害虫の防ぎ方
冬から春先にかけて、温暖多雨の時に病害が発生しやすいので、排水に努め、早目に予防的な散布を心がけてください。
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