この資料について
近年、海外から侵入した病害虫や、
防除薬剤に抵抗性を獲得した病害虫などが増加しつつある一方で、
消費者の食の安全に対する関心は非常に高まっており、
安全・安心な農作物生産の推進が強く求められています。
従って、農作物の病害虫防除に携わる生産者をはじめとした農薬使用者は、
病害虫の性質や発生動向をよく理解したうえで、
耕種的・物理的防除を取り入れた総合的病害虫管理(IPM)に取り組んでいくと共に、
農薬を使用する場合は、細心の注意を払って適正使用に努める必要があります。
このように、近年の農薬使用者は、病害虫、農薬、関連制度などにおいて
非常に高度な知識が求められる状況にあると言えます。
そこで、安全かつ効率的な防除に取り組む際に、参考となる情報を以下にまとめました。
安全安心な県産農作物生産の推進に役立てて頂ければと存じます。
注意:実際に農薬を使用するときは、ラベル記載の使用基準を遵守して下さい。
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1.奈良県の病害虫防除における基本方針について
2.病害虫発生予察情報の利活用について
3.農薬取締法について
4.食品衛生法に基づく残留農薬基準について
5.農薬の散布
6.住宅地等における農薬使用について
7.難防除害虫対策
1) ハダニ類
2) アザミウマ類
3) オオタバコガ
4) ハスモンヨトウ
5) ハイマダラノメイガ
6) ホウレンソウケナガコナダニ
7) トビイロウンカ
追加資料【NEW】
【トビイロウンカ防除対策パンフレット】
別表1 殺虫・殺ダニ剤の作用機作による分類
8.病害防除対策
1) 耐性菌の発生と薬剤防除対策
2) 耕種的防除
3) 物理的防除
4) 生物的防除
5) 近年問題となっている病害について
6) 本県への侵入が警戒される病害
別表2 殺菌剤の作用機作による分類
[リンク]
天敵に対する農薬の影響目安の一覧表
(日本生物防除協議会HP)
農薬登録情報提供システム (maff.go.jp)
(農林水産省HP)
[担当] 奈良県食農部農業水産振興課 農業振興・技術支援係
TEL : 0742-27-7442