新型インフルエンザ等について
インフルエンザウイルスの性質が変わる(変異する)ことによって、これまでヒトに感染しなかったウイルスがヒトに感染するようになり、さらにヒトからヒトへ感染するようになった場合、その変異したウイルスを新型インフルエンザウイルスといい、そのウイルスによって起こるインフルエンザを新型インフルエンザといいます。
これまで、いくつかの新型インフルエンザが、およそ10~40年の周期で発生しており、そうした場合、ほとんどのヒトがそのウイルスに対し抵抗力(免疫)を有していないため、世界的大流行(パンデミック)を起こす可能性があります。
近年では、平成21年に新型インフルエンザ(平成1年N1)がパンデミックを起こし、日本でも大流行となりました。
また、未知の感染症である新感染症の中には、その感染力の強さから、新型インフルエンザと同様に社会的影響が大きいものが発生する可能性もあります。
それらを受け、平成25年4月に施行された「新型インフルエンザ等対策特別措置法」 において、新型インフルエンザと新感染症を合わせて「新型インフルエンザ等」と位置付けられました。
奈良県新型インフルエンザ等対策行動計画について
奈良県では、新型インフルエンザが発生した際に県が実施する対策等をまとめた新型インフルエンザ対策行動計画を作成(平成18年6月改訂)し、新型インフルエンザ対策を講じてきましたが、平成25年4月に「新型インフルエンザ等対策特別措置法」が施行され、「新型インフルエンザ等」を対象とした行動計画の作成が義務付けられたため、平成25年6月に国が作成した新型インフルエンザ等対策政府行動計画に基づき、平成26年1月に、次のとおり「奈良県新型インフルエンザ等対策行動計画」を作成しました。
奈良県新型インフルエンザ等対策行動計画(全体版(印刷用))(PDF形式:4.4MB)
・1-表紙・目次(PDF形式:45KB)
・2-県行動計画1.(PDF形式:126KB)
・3-県行動計画2(pdf 1327KB).(PDF形式:1,327KB)
・4-県行動計画3.-1(pdf 318KB)(PDF形式:318KB)
・5-県行動計画3.-2(PDF形式:280KB)
・6-県行動計画3.-3(PDF形式:324KB)
・7-県行動計画3.-4(PDF形式:344KB)
・8-県行動計画3.-5(PDF形式:368KB)
・9-県行動計画3.-6(pdf 231KB)(PDF形式:231KB)
・10-県行動計画-鳥インフルエンザ-(PDF形式:151KB)
・11-県行動計画-資料編-(PDF:4,196KB)
奈良県新型インフルエンザ等対策行動計画の概要(PDF形式:888KB)
また、行動計画の作成に合わせて、新型インフルエンザ等が発生した際の医療機関の役割分担等について、県内の医療関係者間等で共通認識をもって対応するため、「新型インフルエンザ等対策ガイドライン(医療)」を作成しました。
新型インフルエンザ等対策ガイドライン(医療)(PDF形式:284KB)
※令和6年7月2日に、国の新型インフルエンザ等対策政府行動計画の改定案が閣議決定されました。
奈良県新型インフルエンザ等対策行動計画についても、国の改定を受けて、全面改定する予定です。
新型インフルエンザ等対策に関するリンク(内閣感染症危機管理統括庁,厚生労働省)
内閣感染症危機管理統括庁
トップページ
https://www.caicm.go.jp/
所管法令等
新型インフルエンザ等政府行動計画等
厚生労働省
インフルエンザ(総合ページ)
新型インフルエンザ治療ガイドライン・手引きなど