毎年6月は土砂災害防止月間です
~ あなたの住んでいる地域は安全ですか? ~
平成23年9月。紀伊半島に台風12号が上陸し、奈良県でも南部地域を中心に記録的な豪雨に見舞われました。この台風による降水量は年間降水量の約6割にも及んだ地域もあり、死者・行方不明者24名、全・半壊家屋118棟という甚大な被害が発生しました。
このような土砂災害を防ぐために、県では砂防堰堤等の整備のほか、土砂災害防止法に基づき10,813箇所の土砂災害警戒区域及び9,834箇所の特別警戒区域の指定を行っています。(令和5年10月末現在)
指定状況については、県ホームページで公開している「奈良県土砂災害・防災情報システム」や、市町村の配布するハザードマップ等で確認することができます。
また、このシステムでは、地区別の土砂災害危険度や県内の雨量情報について確認することもでき、登録した市町村の土砂災害警戒情報や気象情報をお知らせメールで配信することもできます。
6月は土砂災害防止月間です。みなさんも自分の住んでいる地区が安全かどうかを確かめ、災害に対する心構えをいま一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。