第9回住みよい福祉のまちづくり施設賞の概要
奈良県では、平成8年4月から「奈良県住みよい福祉のまちづくり条例」を施行し、高齢者・障害者をはじめとするすべての人が、安全かつ快適に生活できる住みよい福祉のまちづくりを進めるため、諸施策の積極的な展開を図っております。
この「住みよい福祉のまちづくり施設賞」は、福祉整備の水準が高い優良な施設を表彰し、広く県民の皆様に紹介することにより、条例の普及と優良な公共的施設の整備促進を図る目的で、平成8年度から実施してきております。
県民の皆様にとって、住みよい福祉のまちづくりを進めていくうえで、受賞施設が模範となり、県下各地に誰もが安全で快適に利用できる優れた施設が数多くできることを期待しているものです。
○募集対象施設
奈良県住みよい福祉のまちづくり条例第13条に定める公共的施設(※1)で、高齢者・障害者をはじめとするすべての人が安全かつ快適に施設を利用できるような福祉的整備(※2)の水準が高い民間の施設とし、かつ平成19年8月31日までに新築・増築・改築工事が完成している施設、または、既存施設で福祉的整備を目的とした改修(※3)を行った施設としました。ただし、国、県、市町村の施設は除きます。
※1 公共的施設
飲食店、物品販売業を営む店舗、サービス業を営む店舗、身体障害者更正援護施設、老人ホーム、児童福祉施設、母子福祉施設などの社会福祉施設、病院、診療所 、集会場、郵便局、銀行、事務所、水泳場などのスポーツの練習場、 劇場、映画館、展示場、遊技場、公衆浴場、公衆便所、ホテル、旅館、冠婚葬祭施設、遊園地、駅舎など
※2 福祉的整備
高齢者、障害者をはじめすべての人が安全で快適に利用できる ように、建築物の玄関、通路、廊下、階段、便所、エレベーター、居室、駐車場などに、段差解消、誘導ブロックの敷設、出入口の幅の確保、車いす通行幅の確保、障害者用便所等の設置、手すり等の設置、 障害者駐車スペースの確保などを行うこと。
※3 改修
福祉整備を目的として改修を行った既設の公共的施設で、福祉整備を行った部分に特に工夫が見られ他の施設の福祉整備をする際の参考となる施設。
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○主催等
主催:奈良県、奈良県住みよい福祉のまちづくり推進協議会
後援:国土交通省、人にやさしい建築・住宅推進協議会
○募集状況
募集期間:平成19年7月17日(火)~平成19年8月31日(金)
応募総数:41件
審査対象施設数:37施設
○審査委員会委員
学識経験者1名、福祉関係者3名、建築関係者1名の計5名で組織
○審査経過
第1次(書類)審査 [平成19年11月12日]
第2次(現地)審査 [平成19年12月13日・17日]
第3次(最終)審査 [平成19年12月20日]
○表彰式
日時:平成20年2月18日 10:00より
会場:共済会館やまと 1階 平城