はじめての万葉集vol.31
本文へ移動
検索対象選択
ホームページ
検索
Foreign Language
文字サイズ
標準
拡大
背景色
黒
白
パソコン画面表示
県民情報
観光情報
防災・危機管理
現在位置
県民情報
県の組織
総務部知事公室
広報広聴課
県の広報誌「県民だより奈良」
バックナンバー
11月号
はじめての万葉集vol.31
ツイート
メニュー表示
ご意見箱 ご相談・お問い合わせ はこちらです。
メインメニュー
検索
検索対象選択
ホームページ
よくある質問
施設を探す
組織から探す
ホーム
警察
議会
教育委員会
電子行政サービス
広報広聴
くらし・環境・税
住まい
消費・食生活
環境・リサイクル
税金・ふるさと納税
県土づくり
防災・防犯
景観づくり・まちづくり
結婚・子育て・家族・ストップ!児童虐待
協働・NPO・ボランティア
移住・定住
奈良県ひきこもり相談窓口
教育・人権・交流
教育・青少年
生涯学習・スポーツ・文化
人権・男女共同参画
海外・国際
県内の公立学校
保健・医療・福祉
医療
健康・保健
サービス・制度
高齢者・障害者
しごと・産業
企業支援・融資・企業立地・商業振興
雇用・労働
農林水産業
土地・都市計画
公共工事発注見通し
入札等の発注情報
入札・調達手続き
環境対策・生活衛生
各種免許・資格
開発・建築
入札・調達
県政情報
分野別計画
施策紹介
採用情報
市町村支援
条例・規則
各種審議会情報
統計情報
県公報
行政資料・刊行物目録
行財政改革
行財政運営の基本方針
行政評価
オープンデータカタログサイト
ご意見箱 ご相談・お問い合わせ はこちらです。
閉じる
はじめての万葉集vol.31
中臣(なかとみ)の太祝詞言(ふとのりとごと)いひ祓(はら)へ
贖(あが)ふ命も誰(た)がために汝(なれ)
大伴家持
巻十七
四〇三一番歌
訳
中臣の太祝詞言を唱え、祓いをし、祈る命も、誰のためか。
他ならぬあなたのためだ。
酒造りの歌
新酒の仕込みに忙しい時期ですね。今月には大神(おおみわ)神社で醸造の安全を祈願する「酒まつり」が執り行われます。三輪は『万葉集』に「味酒(うまさけ)」の言葉が付けられるほど古くから酒と縁深い地域です。
『万葉集』にはさまざまな酒の名前が出てきます。「吉備(きび)の酒」(巻四の五五四)、「君がため醸(か)みし待酒(まちざけ)」(巻四の五五五)、「糟湯酒(かすゆざけ)」(巻五の八九二)、「豊御酒(とよみき)」(巻六の九七三)、「黒酒白酒(くろきしろき)」(巻十九の四二七五)など、神事での酒、宴会での酒、親しい友人を想う酒といった、古代の豊かな酒文化をうかがい知ることができます。
上の歌には「造
レ
酒歌一首」(酒を造れる歌一首)という題詞(タイトル)がついています。しかし恋心が詠まれており、酒との直接的な関わりがみられません。
『万葉集』の巻十七から巻二十までは、大伴家持関連の歌々が年月日順に配列されています。そのため前後の歌から推測するに、この歌は家持が越中国(えっちゅうのくに)(現在の富山県)の国司(こくし)を勤めていた天平二十年(七四八)の春に詠まれたようです。この年、家持は出挙(すいこ)(利子付き貸与の慣行)のために越中国内を巡行(じゅんこう)しています。おそらくその勤めのなかで、酒造りに関わる経験を得て、あるいは醸造のときにうたう歌を聞き知ったことが、この歌を詠む契機になったと考えられています。
中臣氏は宮中の神事を司った氏族です。その中臣氏が唱えるような立派な祝詞が造酒の際になされ、祓いをして祈願すると詠まれています。そうした酒造りに関わる神事の表現は、最後には一転して恋人への思いに集約されます。この意表を突いた表現の転換がこの歌の面白さではないでしょうか。
(本文 万葉文化館 小倉久美子)
醸造安全祈願祭
(酒まつり)
桜井市の大神神社で行われる、酒造りの祖神と仰ぐ大神に醸造の安全を祈願する祭り。全国の酒造家・杜氏・酒造関係者が参列します。祭典では、神杉を手にした四人の巫女による「うま酒みわの舞」が奉奏され、祭典後には醸造安全の赤い御幣と酒屋のシンボル「しるしの杉玉」が全国の酒造家・醸造元に授与されます。
また、境内では各地から奉献された銘柄を展示する全国銘酒展が催され、樽酒の振る舞いも行われます。
うま酒みわの舞
日時:11月14日(月曜日)10時30分~
アクセス:JR三輪駅より東へ約700m
問
大神神社
TEL
0744-42-6633
問
県広報広聴課
TEL
0742-27-8326
FAX
0742-22-6904
※「県民だより奈良」は県内の各家庭にお届けしています。
市町村窓口、県の施設などにも配置しています。
※点字と声による「県民だより奈良」も発行していますので、必要な方は県広報広聴課へご連絡ください。
県では、経費削減のために、「県民だより奈良」の裏表紙に有料広告を掲載しています。
広告の申込・お問い合わせは、株式会社キョウエイアドインターナショナル大阪支社(TEL:06-4797-8251)まで
お問い合わせ
広報広聴課
〒 630-8501
奈良市登大路町30
報道係
TEL : 0742-27-8325
広報制作係
TEL : 0742-27-8326
/
FAX : 0742-22-6904
デジタル広報係
TEL : 0742-27-8056
県民相談広聴係
TEL : 0742-27-8327
/
FAX : 0742-22-8653
相談ならダイヤル
TEL : 0742-27-1100
添付資料を見るためにはビューワソフトが必要な場合があります。詳しくはこちらをご覧ください。
スマートフォンでご利用されている場合、Microsoft Office用ファイルを閲覧できるアプリケーションが端末にインストールされていないことがございます。その場合、Microsoft Officeまたは無償のMicrosoft社製ビューアーアプリケーションの入っているPC端末などをご利用し閲覧をお願い致します。
県民だより奈良
月別バックナンバー
コーナー別
スマホアプリ「マチイロ」でも電子書籍版がご覧になれます。
詳しくはこちら
電子書籍ポータルサイト「奈良ebooks」でもご覧になれます。
詳しくはこちら
ページの先頭へ
個人情報の取り扱いについて
リンク・著作権・免責事項
ウェブアクセシビリティ
奈良県庁 〒630-8501 奈良市登大路町30
地図・アクセス
県庁代表電話番号: 0742-22-1101
県庁各課室への電話番号はこちら
(受付:午前8時30分~午後5時15分)
(C) 2023 Nara Prefecture
スマートフォン表示