奈良県は専業主婦が多く、育休をとって家にいるのもほとんどがお母さんです。 出産後は心身ともにダメージを受けており、そこに不慣れな子育てや夜泣きのストレス、寝不足が重なります。お父さんと赤ちゃんだけで外出されている光景を見かけると、お母さん、少しはゆっくりできるかな、と勝手に想像しています。 県の子育てに関する調査では、夫婦の分担状況は「子どもをあやす」「入浴」など12項目すべてにおいて、妻が約8割~9割を負担していました。夫が子育てに関われない理由の約8割が「仕事が忙しいから」。早く帰りたいけれど帰れない、子育ての時間がとれない、と悩んでいるお父さんも多いようです。しかし、妻は、夫が「ねぎらってくれること」や「悩みや不安に耳を傾けてくれること」で、子育ての一体感をより強く感じるということがわかりました。 「ただいま」そして「おかえり」のその次に「今日もおつかれさま」「ありがとう」のひとことを。慣れないと照れくさいかも知れませんが、お互いのそんなひとことが、疲れた心や体にしみていく、のではないでしょうか。
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