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「奈良に災害は来ない」と、
思い込んでいませんか? |
近年、私たちの記憶に刻まれるような、大規模な災害が全国で発生しています。
私たちの住む奈良県でも、昭和57年に大和川大水害が発生しました。また、平成23年には、紀伊半島大水害が発生し、大きな被害をもたらしました。
「奈良に災害は来ない」と、思い込んでいませんか?
いつ起こるかわからない災害に今日から、できることから、備えましょう。 |
【右上段・右下段】
昭和57年大和川大水害(王寺町)
写真提供 奈良新聞社
【左上段】
平成23年紀伊半島大水害(野迫川村北股地区)
【左中段】
平成23年紀伊半島大水害(十津川村長殿地区)
【左下段】
平成23年紀伊半島大水害(五條市大塔町辻堂地区) |
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大和川流域の浸水被害軽減に取り組んでいます。 |
大和川流域における総合治水の推進に関する条例
昭和57年の大和川大水害を契機に国・県・流域市町村が連携して総合治水に取り組んできました。
さらに、平成29年に条例を制定し、
ながす
ためる
ひかえる
を三本柱として浸水被害を軽減する対策に取り組んでいます。 |
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ながす対策
降った雨を河川で安全に流すために、河川や遊水地の整備、維持管理を行います。 |
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直轄遊水地の整備
国では、大和川周辺の5カ所に大和川の洪水を一時的に貯留する約100万m3の遊水地の整備を予定し、今年から川西町保田地区の工事に着手します。
【直轄遊水地候補地位置図】
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ためる対策
降った雨が河川に一気に流れ出ないように、一時的に雨を貯める対策を行います。 |
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奈良県平成緊急内水対策事業
新たな「ためる」対策として、内水被害を軽減するために県と市町村が連携し、貯留施設等の整備を進めています。
今年は、大和郡山市と田原本町の2カ所で工事に着手します。
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ひかえる対策
浸水のおそれのある区域は、原則として、市街化区域への編入を抑制します。
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今から家庭で備えよう! |
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家族で話し合おう |
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命を守るために、普段から災害の発生をイメージして、家族で話し合っておきましょう。
水害・土砂災害等のハザードマップ※を活用し、避難場所はどこか、避難経路に危険な箇所はないか、連絡が取れなくなったらどこに集合するかなど、事前に確認しておきましょう。
できれば、家族で実際に下見をしておくことが大切です。
※ハザードマップは市町村のホームページや、市町村役場で入手できます。 |
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普段の行動を意識してみよう |
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基本の備蓄リスト |
防災リュック |
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水、携帯食(乾パンや水をそそいでつくるアルファ化米など) |
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モバイルバッテリー |
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ラジオ、電池 |
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手袋、マスク |
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救急セット |
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ライト(懐中電灯など) |
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携帯トイレ |
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数日分の着替え |
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保温アルミシート |
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お薬手帳(コピー) |
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新聞紙 |
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タオルやてぬぐい |
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歯ブラシ |
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手指消毒剤 |
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常備薬 |
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健康保険証や免許証のうつし |
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ウェットティッシュ/おしりふき |
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ビニール袋(大・小)/防臭袋 |
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ガムテープ/養生テープ |
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メモ用紙/ペン(油性ペン) など |
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家のストック |
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水(飲料用、生活用) |
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トイレットペーパー |
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ゴミ袋 |
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保存のきく食品(缶詰など) |
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レトルト食品、乾物など |
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ラップ、アルミホイル |
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キッチンバサミ |
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バケツ |
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カセットコンロ、ボンベ など |
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他に必要なものを記入しましょう。 |
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こんなときどうする? |
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地震が起こったら、どうする? |
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エレベーター
すべての階のボタンを押して最初に止まった階で降ります。揺れがおさまりエレベーターが動いてもすぐに使わないようにしましょう。 |
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スーパー・コンビニ
陳列棚から離れてなるべく広い場所へ移動しましょう。身動きがとれない場合は姿勢を低くし、カバンや買い物かごで頭を守りましょう。 |
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運転中
急ブレーキは厳禁。ハザードランプをつけて減速し、道路の左側に停車しましょう。避難する場合は、窓を閉め、鍵はつけたまま、貴重品を持って車から出ましょう。 |
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屋外
ブロック塀や電柱、自動販売機のそばから離れましょう。頭上に家庭菜園のプランターやエアコンの室外機が落ちてこないか注意しましょう。 |
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大雨のおそれがあるときはどうする? |
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「警戒レベル4」で全員避難! |
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警戒レベル |
避難情報等 |
住民がとるべき行動 |
防災気象情報
【警戒レベル相当情報】 |
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5 |
災害発生情報
【市町村が発令】 |
命を守る最善の行動 |
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4 |
避難指示(緊急)
避難勧告
【市町村が発令】 |
全員避難 |
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3 |
避難準備・
高齢者等避難開始
【市町村が発令】 |
高齢者・障害者・乳幼児等とその支援者は避難、その他の人は避難準備 |
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2 |
大雨注意報等
【気象庁が発表】 |
避難場所や経路を再確認 |
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1 |
早期注意情報
【気象庁が発表】 |
最新の気象情報などに注意 |
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避難を家族に伝える方法を知っておこう |
災害用伝言ダイヤルの使い方 |
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県では、『女性視点の防災ハンドブック』を発行しています。日頃の準備から、避難する際の注意点、避難所づくりでの配慮などについて紹介しています。下記の県防災統括室HPまたは下のQRコードからダウンロードできます。
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問 |
県防災統括室
電話 0742-27-8425
FAX 0742-23-9244
県河川課
電話 0742-27-7507
FAX 0742-22-1399
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