技術を生かした幅広い事業展開
2018年に創業90周年を迎えた当社は、OEM生産(製造を受託する生産)から自社ブランドの生産にシフトしてきました。 現在では、靴下製造技術を応用したリストバンドやペットボトルカバーの製造に加え、SDGs(持続可能な開発目標)に向けた環境や人に優しい製品作りなど、時代の変化に合わせた幅広い事業展開を進めています。
完成することのない靴下づくり
当社の靴下ブランド、ガッツマンは「穴の開かない靴下を作ってほしい」という自衛隊隊員の依頼を受け、奈良県産業振興総合センターなどの助言を得て開発したものです。一般の靴下には使用しない頑丈な糸で編んだこの製品は、100kmにも及ぶ厳しい長距離行軍訓練にも耐えることができます。訓練用だけではなく、ランニング用としても販売しており、奈良マラソンの販売ブースにも出店しています。 そのような機会を通し、利用者様の声をきくことが多々あります。いただいた貴重なご意見は、商品の改良や新製品の開発に生かしています。同じ商品でも、お客様がわからないような細かい改良を加えることによって、ガッツマンは進化を続けるブランドを目指しています。
足に悩みを持つ全ての人に
パリでのプロモーションや、海外の人がたくさん来る東京ギフトショーなどの展示会に出展し、国内外関係なく足に悩みを持つ全ての人のため、海外展開を続けています。日本の技術で作られた五本指靴下ガッツマンは海外でも喜ばれ、特にパリの人には「快適だ」と感動されました。 今後も丈夫で履き心地のよい製品をお届けすることを使命とし、創業100周年に向け、新製品の開発など、挑戦を続けていきたいと思います。
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