GAP取り組みの流れ
1.基本の整理整頓
皆さんがこれまでにも取り組んできた整理整頓や、生産履歴の記帳が基本です。
2.JGAP・GAPチャレンジシステム等のチェック項目に従って、農場内を点検。
チェック項目と内容は以下のようなものがあります。
〇家畜衛生・食品安全
(専用の作業服、専用の履き物、農場・畜舎への出入りの制限など)
〇環境保全
(適切な家畜排泄物の処理・保管、利用の促進、代替敷料利用として戻し堆肥の利用など)
〇労働安全
(機械・設備の点検・整備、保護具の着用、作業手順書の作成など)
〇人権保護
(労働者との意見交換、技能実習生の作業条件遵守など)
〇農場経営管理
(責任者の配置、教育訓練の実施、内部点検の実施など)
〇アニマルウェルフェア
(快適性に配慮した飼養管理の実施)
3.GAPの認証取得
食品の安全性や持続可能性に配慮した取り組みを見える化し、取引先などにアピールするためには、
第三者認証の取得が効果的です。認証を受けるためには、農場内の管理体制の明確化や、記帳の実施等、
GAPの構築に向けた準備が必要となります。
準備が完了すれば、実際に審査機関に申込み、審査員に取組を評価してもらいます。
(指摘があれば順次改善を実施します)
*認証の有効期間は通常2年間で、その間に維持審査を受ける必要があります。