奈良と薬の古い関係をご存じですか?
奈良県の宇陀地方では日本最初の薬猟(くすりがり)をされたという記述(611年)が日本書紀に残されています。
また、現存する日本最古の私設薬園の森野旧薬園(1729年)があります。
江戸時代中期には大和の名薬として、米田の三光丸(さんこうがん)、中嶋の蘇命散(そめいさん)などが著名となり、
配置薬業が発展してきた特徴があります。
こうした蓄積や特徴を活かし、奈良県では漢方を新たな産業として確立するため、漢方に係わる様々な研究を行ってます。
今回、漢方について研究センターの研究成果を発表させていただきます。
■日時:
令和2年11月13日(金曜日)13時00分~16時35分
■開催方法:
オンライン会議システムによるWEB開催
(詳細はお申し込み後に案内させていただきます)
■内容:
(1)開会挨拶
(2)第1部 奈良県漢方のメッカ推進協議会 研究発表会
・大和トウキと大和橘の成分分析等について 産業振興総合センター
・大和トウキを中心とした最近の研究結果のご紹介 農業研究開発センター
・大和トウキを中心とした生薬の有効活用法の検討 薬事研究センター
(3)第2部 研究分野統合本部 研究発表会
・キハダの有用成分に関する研究 薬事研究センター
・キハダの育苗と木材利用「どう育てるか、どう使うか」 森林技術センター
・キハダの苗木の育成について 農業研究開発センター
・キハダの実と葉の有効活用の検討 産業振興総合センター
・キハダの果実および葉の残留農薬実態調査(2019~2020年) 保健研究センター
(4)閉会挨拶
■参加費:
無料
■申込方法:
申し込みは終了しました。
■問合せ先:
奈良県産業・観光・雇用振興部 産業政策課
TEL:0742-27-8814 FAX:0742-27-4473
■チラシ: PDFデータ(約758KB)