奈良養生訓

県民だより奈良
2020年7月号

奈良養生訓
【vol.121】
高齢者が気を付けたい
との付き合い方
高齢者
高齢になると処方される薬が増え、副作用が起こりやすくなるので注意が必要です。
薬とよく付き合うための5カ条
薬
薬
その1
若い頃と同じだと思わない
高齢になると、肝臓や腎臓の機能が低下し、薬の代謝や排泄に時間がかかるようになり、薬が効きすぎてしまうことがあります。
その2
副作用に注意する
睡眠薬や抗不安薬の副作用として、ふらつき、転倒が起こることがあります。特に、ベンゾジアゼピン系の薬では、ふらつき、転倒に加え、認知機能の低下がみられることがあります。
その3
薬は優先順位を考えて最小限に
かかりつけの医師に、薬の量と種類について相談してみましょう。医師は、薬の優先順位を考えるとともに、副作用を避け、薬の量と種類を調整します。
その4
自己判断で薬の使用を中断しない
「多すぎる薬を減らす」ことは大事ですが、自己判断による中断は絶対に避けましょう。
その5
使っている薬は必ず伝えましょう
かかりつけ薬局や、かかりつけ医をもち、お薬手帳は1冊にまとめましょう。
自分の病気と薬をきちんと把握してもらうことができます。
医療機関や薬局にかかるときは、保険証、診察券と一緒にお薬手帳もお忘れなく!!
お薬手帳
お薬手帳は、あなたと医師・薬剤師をつなぎます
県薬務課
電話 0742-27-8670
FAX 0742-27-3029
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 県では、経費削減のために、「県民だより奈良」の裏表紙に有料広告を掲載しています。
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