三戸(みと) なつめ さん
奈良市出身。タレントや女優としてテレビや映画に出演のほか、映画の吹き替え声優や絵本作家としても活躍中。
「奈良」は、ほっと一息つける場所です
奈良には、21歳まで住んでいました。家が奈良市内だったので、子どもの頃、祖父と鯉や亀を見に、猿沢池へよく行きました。
小学校の遠足で行った奈良公園では、友達と当時はやっていたヒーローになりきって、鹿にお弁当を食べられないように守っていたことを、今でも思い出します。自転車で奈良市内のあちこちにも行きました。ボウリング場はよく遊んだ場所の一つです。
大人になってからは、ならまちにも友達とよく行きました。おしゃべりをしながら、カフェや雑貨屋巡りをすることがとても楽しみでした。今でも、奈良に帰ってきた時は、お気に入りのお店に立ち寄ることがあります。
また、生駒市にある遊園地でアルバイトをしていたこともあります。アルバイトが終わった後、仲間と遊園地で過ごす時間も楽しいひとときでした。
また、初詣に友達と東大寺へ、家族と春日大社や漢國(かんごう)神社へ行くほか、普段からよく神社や寺へお参りに行きました。
スピリチュアルなものが好きなことや、絵本のストーリーを考える時、空想の世界にすっと入ることができるのも、神社や寺が身近にある奈良で育ったことが関係しているのかなと思っています。吉野や十津川方面へは、これまであまり行ったことがないので、美しい景色を眺めに行きたいと思います。
奈良のいいところは、時間の流れがゆっくりしているところだと思います。東京にいると、さまざまなものが目まぐるしく変わっていくので、奈良に帰ってくるとほっとします。
今回、大芸祭・障芸祭フェスティバル(令和2年11月)に出演し、奈良の皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。また、奈良に帰ってきたいと思います。
これからも、多くの方に元気を届けられるよう歩んでいきます。
県コンベンションセンターで開催した大芸祭・障芸祭フェスティバルにMCとして出演
三戸なつめさんの絵本紹介
三戸さんが子どもの頃から大切にしている「くまのぬいぐるみ」が主人公です!