奈良県では、「奈良のシカ保護管理計画検討委員会」を設置し、天然記念物「奈良のシカ」の「保護」に重きをおいた施策を進めています。そこで、奈良のシカの主な生息域である奈良市※を「保護地区」(A、B、C地区)と「管理地区」(D地区)に区分し、区分毎の基準に基づく保護管理を進めています。
このうち、「管理地区」であるD地区も、A、B、C地区と同様に農林業を含めた地域との共生を目指す地区であることに変わりはありませんが、近年はシカの個体数が増加し、それに伴い農林業被害も増え緊急な課題となっていることから、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律に基づく「奈良市ニホンジカ第二種特定鳥獣管理計画」を策定し管理を進めていくことにいたしました。また、本計画の策定にあたっては、奈良県自然環境保全審議会鳥獣部会の承認も得て実施しています。
(※平成17年4月の合併前の区域)
◆奈良のシカ保護管理計画検討委員会での検討経緯は
◆奈良県自然環境保全審議会鳥獣部会での審議についてはこちら
● 奈良市ニホンジカ第二種特定鳥獣管理計画(第2次)(令和4年4月~令和9年3月)(pdf 4968KB)
●令和6年度指定管理鳥獣捕獲等事業実施計画(pdf 427KB)
●令和5年度指定管理鳥獣捕獲等事業評価報告書(基本評価シート)(pdf 417KB)
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