2022年4月号
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暮らしに彩りと利便性を届ける
吉森ホイル株式会社
代表取締役
杉本 浩(すぎもとひろし)さん
暮らしを支える加工紙
弊社は1899年に貼合紙(てんごうし)の製造を中心とする事業を始め、2018年に創業120年を迎えた加工紙(美しく、機能的に加工された紙)の製造メーカーです。金・銀の折り紙、医薬品の包装紙、化粧品・贈答品などのパッケージ、百貨店の漆塗り風重箱など、さまざまな形で弊社の加工紙が使われています。特に金・銀の折り紙のシェアは業界トップクラスです。
次世代への挑戦を奈良から
2018年に本社・工場を大阪府から奈良県五條市の南大和テクノタウンへ移転しました。工場・機械・設備を刷新し、生産能力の拡充、品質管理の充実、生産性の向上を実現しました。また、国内外の厳格な各種規制への対応と準拠を目指し、環境衛生に配慮したシステムを導入しています。
社員のスキルアップにも積極的に取り組んでいます。社内でのOJTや社外でのフォークリフトや危険物取扱者などの資格取得もバックアップしています。若手からベテランまで幅広い世代の社員が活躍しています。社員が働きやすく、長く安心してスキルを身に付けられる環境を整えることが、会社の成長につながり、次への挑戦の力になります。
幅広い製品で社会に貢献
弊社の取引先は印刷会社や製造メーカーなどの企業です。直接消費者の皆さまに製品を販売することはありませんが、取引先の要望に迅速かつ的確に応え、理想の製品の実現に全力を注ぐことが、結果的に皆さまの利便性向上につながると考えています。
これまで培ってきた技術力で、高品質の製品を安定して奈良から届けられるよう、社員一丸となって取り組み、社会に貢献していきます。
加工紙製造のエキスパートとして、長年培ってきたノウハウ、豊富な製品ラインナップ、業界トップクラスの短納期で、より多くの企業の「ものづくり」に貢献します。
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